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ウォルフレンさんはこんな人でした

投稿者:miyadai
投稿日時:2003-11-21 - 13:08:06
カテゴリー:宮台の近況 - トラックバック(0)
 なんと3時間半(2時前から5時過ぎまで)お話しできました。通訳の時間を挟むというムダがありませんでしたので、正味です。喋り尽くしたという感じです。
 共同通信社の仕切りで、正月元旦の全国の地方紙に、見開き2面にわたって掲載されます。イラク攻撃の話題に始まり、最後は総選挙にみる若い世代の政治意識の話で終わりました。
 知らなかったけど、彼は大学に行ってないんですね。周囲といろんな軋轢があって、20歳にならずしてアジア方面を放浪。たまたま通信社の人と知り合って現地情報について書く仕事を得たのが今につながってるとの話。すべて偶然だよと笑ってました。


 日本にきたのは1962年でオリンピックの二年前。昭和30年代的なものが心地よかったんで、こりゃいいなと日本に居続けることにしたと言います。そういう雰囲気、いまでも感じますかって言ったら、いやあ、変わっちゃったねということでした。
 すごく謙虚な方で、アメリカのアカデミシャンと話すときにしばしば感じるような「ヤな感じ」は一切感じませんでした。日本人を見下してるんかな、なんて本を読んで思ってましたが、そんな雰囲気は微塵も感じませんでした。でも日本語、ほとんどできないんですね。なぜなのかな。ちょっと訊けなかった。
 いま考えると、写真を撮影して、ここにアップすりゃよかったですね。でも話がパンパンだったんで、彼も僕も、あとの用事がつかえてしまい、失念してしまいました。
 そういえば、マル激で大物ゲストを招いたときも、そうするべきなのに、いつも忘れています。今度から気を付けますね。もちろん、肖像権もあるので、相手の方の了解をとりつけてからですけれどもね。