宮台真司✕二村ヒトシ 男女素敵化講演会、実況ツイートをまとめます
投稿者:
miyadai
投稿日時:2014-02-16 - 00:39:23
カテゴリー:
宮台の近況 -
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昨日の男女素敵化講演会、実況ツイートを、宮台の発言を中心にまとめます。最小限の文言修正しました。括弧内は実際の発言を補ったものです。実況者は『恋とセックスで幸せになる秘密』 @love_sex_bot さんです。
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【はじまり】宮台さん二村さん会場入りしました。 RT@miyadai『「絶望の時代」の希望の恋愛学』刊行記念 『希望の恋愛学』を語る--男女共同参画・男女素敵化プロジェクト --講師:宮台真司・二村ヒトシ http://goo.gl/txbRkK #宮台二村
【不変の構え】宮台さんと及川さんの出会いは、及川さんが95年にした人生相談から。異世界と思える女性(援交女子高生)に恋してしまってパニクった及川さん。たいていの人からは「やめとけ」と言われたが、宮台さんは「(他の馬鹿男とは違った反応を君が示せれば)チャンスじゃん」と言ってくれて開けた(宮台さんのスタンスは少しも変わっていない)。
【心の穴】二村「自分でもどうしようもない言動は、親との関係に根っこがある。それを本人が肯定しているとたいして苦しくないが、肯定していないと、苦しくなる。自分を肯定したくてもできない社会状況。それは女性も男性も同じ」
【孤独な死】宮台「どんなに金があって社会的地位があったとしても、多くの場合モテない。それが著しく本人を傷つける。モテないという不全感。モテなかったなぁ…と思いながら死んでいくということ(の苦しさを本当は誰もが身にしみて知っている⋯それが二村ヒトシさん『すべてはモテるためである』の基本モチーフ))」
【女性性】宮台「二村さんには女性性がある。僕は幼い頃から女装の趣味があった。そこに共通点がある(女が感じていることを自分の中で引き起こすこと)。女性がかわいそうだと思う。なぜなら[自分の中に入ってもらえないので]女性の望む恋愛ができていない。男は[射精すりゃOKなので]できてしまう」
【女の不全感】宮台「自分が思うような恋愛ができないという女性の思いは、どれだけつらいのだろう(と胸が痛む)。かわいそう。(一人一人に対処しても)救える人はごくわずか。もう少し規模を広げていきたい、なんとかしたいと思った。そこが二村さんと響き合うところではないか」
【女性性】二村「[宮台にとってサイボーグ003がそうだったように]永井豪の『キューティハニー』が僕の最初のおかずだった。僕がキューティハニーになって男性の主人公を犯していくのを妄想していた。自分がやられている男だけじゃく犯している強く美しい女性もやられる弱い男も僕。気づけばAV撮影も同じものをやっている」
【受動性】二村「『ラブレース』という映画を観た。ポルノでしっかりしたフェラチオを最初にした映画。僕は初めて男の乳首をなめるAVを初めて作った。女性がなんで私が彼の乳首をなめなきゃいけないんだろうと思っていたとしたら、僕のせいです」
【受動性】宮台「僕が10代の頃に付き合っていた子は、日本人じゃないんだけど(←正しくは米国からの帰国子女)、乳首やアナルをなめられてくれた。受動的快感、女性的快感を早い段階で知ることができた(ことが、元々の僕の女性性を非常に強めてくれた)」
【作法】宮台「(京都の花街に)作法の世界が残っている。(作法を踏まえないのは)関西ではイケズ。日本人男性は(作法の)ゲタを履いてこられたから。(作法がないと)自分で選択したことは説明できないといけない。それは男にとってつらいことだから(性愛の敷居が高くなる)」
【物格化】宮台「(昨今の男子は)マニュアルを遂行できていることに対して自分が達成感を感じている。コントロールできないものがあるという不安があるから、コントロールできるもので自分を満たしたいという欲求(が生じて女を物格化する)。それは親からのコントロールが元」
【物格化】宮台「無防備にコントロールされたりする(という受動性に対する)怯えから、コントロールしたくなる」
【変性意識】宮台「変成意識状態を意識したのは、海に潜っていた時。時間の感覚が変わった。10分だと思ったら1時間経っていた。ありえないことがありうる状態」
【変性意識】宮台「こんなことを話したらへんだと思われる」というようなことを(男を相手に)話しても驚かれないと、カプセルに入ったような(変性意識的な)状態になって、女性は(ふだん話せないことを)話しやすくなる」
【変性意識】宮台「「自分探し」ではなく、「自分なくし」。変成意識状態に入るということ(の醍醐味)はそういうこと。それは自分と他人の境界線をなくす(ことで二人ともLCL液体になって混ざり合うこと)」
【埋め合わせ厨】宮台「男女のフェアな関係性を追い求める時に、(そのことを気にして)変成意識状態にセックスで(男女共に)入れないというのは、悲しいこと(また逆に、変性意識状態に入れないがゆえの劣等感が、頭でっかちなフェアネス厨を生む)」
【埋め合わせ厨】宮台「最近の僕の中のキーワードは、さもしい、あさましい(そのココロは「劣等感の埋め合わせで強いものにすがる」「変性意識からの見放されをフェミで埋める」といった〈埋め合わせ〉のみすぼらしさ)」
【埋め合わせ厨】宮台「性愛をうまく生きられないということは、他の部分もうまく生きられないということ。逆にいうと性愛がうまくいっているということは、他の部分もうまくいっているということ(それが二村ヒトシさん『すべてはモテるためである』の基本モチーフ)」
【共同身体性】宮台「(二人が液体化して溶け合うような共同身体性を、性愛が実現できるのと同じように)お祭りは共同身体性を共有している。変成意識状態も同じ(ようにそこに存在している)」
【感情の劣化】宮台「(河野太郎と河野洋平の区別もつかぬネトウヨが跋扈する事がネット社会を象徴するが)間違ったことを言ってもやっても、誰からも言ってもらえない、叱られないでも生きていけてしまうのが今の日本(それが〈感情の劣化〉を放置させ、性愛を困難にする)」
【感情の劣化】宮台「ヒトラーが政権を取った時(CIA前身組織が)彼に吸引される意識を研究した。ヒトラーは今でいうとキモい人。(だからこそキモいという自意識を持つ人が)だったらオレはヒトラーの味方だ!となる。それは安倍ちゃん問題と一緒。感情の劣化現象」
【感情の劣化】宮台「感情が劣化すると共同体はすりへっていく(そして性は感情の劣化を図る物差しになる)。そう考えると性の問題は小さくない。感情の劣化を克服する物差しは(性愛以外に)そんなにはない。ネットで承認されたって(性愛の承認に近づけるかと言えば全然)ダメ。」
【感情の劣化】宮台「(性愛が、感情の劣化を計測できる物差しになるだけでなく)性愛をうまく生きるということが(訓練の場になって)、感情の劣化を克服できるのではないか」
【鍵の掛った箱の中の鍵】二村「(性愛を訓練の場にするとして)じゃあ具体的にはどうしたらいいか? 経験した人にしか(性愛に関わる各概念が)分からないのではないか」 宮台「同じことを二村さんに聞こうと思っていた」
【鍵の掛った箱の中の鍵】宮台「(鍵を開けるヒントは)二村さんの『すべてはモテるためである』の最終章に書かれていたこと。モテるのに寂しいというところ。僕も自分の失敗記録が本になっている。最初からうまくできる人はいない(失敗しないための訓練でなく、失敗自体が訓練になる)」
【鍵の掛った箱の中の鍵】宮台「(鍵開けの方向は単純で)ある程度、苦労、失敗を重ねた時間がないと得られない境地(こそが訓練の目標になる)。(だから)失敗を重ねるということが大事。(失敗を過剰に恐れる若い人が多いので)それがハードル」
【鍵の掛った箱の中の鍵】立石「宮台さんと二村さんの本は、失敗してくださいと言うわりに、丁寧に書きすぎている。先取りしすぎ。そのまま(失敗をしないための)マニュアルとして生きるやつもいるはず。実際に何人か知っている」
【鍵の掛った箱の中の鍵】立石「本当の失敗は、本人の覚悟がないと失敗できない。覚悟をいかに決めるか。性愛や人生に真剣になるか」
【鍵の掛った箱の中の鍵】二村「失敗するぞって覚悟して経験したことは、痛みではない。(失敗の覚悟という)その言葉自体が罠」
【鍵の掛った箱の中の鍵】宮台「(立石発言は)失敗の意味かちがうのだと思う。とても苦しい状態になると幽体離脱状態になって自分を見るという視点がある。それをもてるようになってほしい。マニュアル(による失敗の覚悟)というよりも本当に苦しい状態になった時に起こる現象。」
【鍵の掛った箱の中の鍵】宮台「(そして苦しみゆえの幽体離脱状態の真っ最中に)この苦しい状態は絶対にステージアップに役立つはずだと思いながらそこに臨む」
【目標設定】宮台「(ステージアップという場合)ではどこにゴールを置くか。(80年代前半に)代々木忠さんのAV(←新東宝時代のピンク)を見て(初めて女性の性的ポテンシャリティを)知った。自分にはできていないことがそこでは起きていた。そこ(=ポテンシャリティの現実化)に目標設定をした」
【目標設定】宮台「女性にはポテンシャルがある(にもかかわらず、それと無関係に)男のニーズに応じる作品ばかりになっているのが今のAV界のダメなところ。ニーズに応じたら必ず劣化する。制作者側からのこれはすごいだろう、というのが大事」
【受動能動反転】二村「僕のAVは、女性にもよく見てもらえている自負がある。フェミニストだと言われるが、僕はそうではない。女性の欲望を描いているようで僕の欲望を描いている。自分の欲望を女優さんに演じてもらっている。一体感を得られるが僕にとって都合のいい女」
【受動能動反転】二村「実際の女性との関係では、自分が支配されているようなモードをとることで、実は自分が支配しているんじゃないかとも思う」
【受動能動反転】二村「撮影で、男優も監督としての僕もコントロールを手放した状態ができることが最近、ある。自分が否定していた母との邂逅が起きたりする。コントロールを手放すの大事」
【男ニーズのしょぼさ】宮台「(最初期以来の)AVが好きすぎて昔、アダルトビデオファン大賞というのを高橋がなりさんからいただいたことがある。がなりさんは、ニーズに答えるとこうなるんだということを示して農場に移っていった(それを見ると高橋がなり氏がニーズに応えつつ心理的距離を保っていたのが分かる)」
【性愛の未規定性】宮台「(深い理解を支えにした性愛で快感を得るだけでなく)モノのように扱われることで快感を感じるということが男も女もある。だがそれは(←性愛の在り方はどんなものであれ)仮の姿。なにかだけになってしまうのはまずい」
【性愛の未規定性】宮台「(高橋がなり氏が始めた)SODのAVのようにあそこまで(男の)欲望(のニーズ)がパッケージ化されているのはすごいこと。しかし二村さんのようにパッケージ化されない(未規定さ)というのも大事」
【性愛の未規定性】宮台「(SOD的なニーズに応じた)パッケージ化(による性愛の規定化)にみなさん巻き込まれているんじゃないか?」
【独りよがり】二村「痴女女優さんと本物の童貞を合わせると、「僕はクンニがうまいにちがいありません」と言って空中でベロをすごい早さで動かし始めた。若い男の子はそれで豊かなセックスができると思っているという状況、宮台さんどう思われます?」
【独りよがり】宮台「(クンニ男の愚昧な独りよがりは、広告代理店やテレビ局の男にしばしば見られる)潮を噴かせるのが好きな男にも通じる。潮を噴くということについて、みんな勘違いしている」
【独りよがり】二村(←正しくは宮台)「潮を噴く女性に本当に気持ちいいの?と聞くとわかる。潮を噴くよりもハグの方がよほど女性の満足度は高い。どうして女性にそれをモニターせずに、やったぜオレできた、となっているのか?を考えることが大事」
【独りよがり】宮台「(クンニ男や潮吹かせ男は)勘違いを修正してくれることがないということに関係している(それは河野太郎と洋平の区別がつかない馬鹿と同じ)」
【独りよがり】僕や二村さんの若い頃は寂しいということが切実だった。彼女がいない・セックスできないということが。(だから現実に乗り出さざるを得ず、勘違いを修正できた)。今は寂しさを埋め合わせられるものがたくさんある。(勘違いを修正できない)悪い状況」
【独りよがり】宮台「スケボーのうまい子たちは、スポンサーも女性もたくさんつく。でも女性とセックスはしないし付き合わない。滑っているほうが気持ちがいいという。それは変成意識状態(として機能的等価)。女性とめんどくさいことをしなくても気持ちよくなれる」
【独りよがり】宮台「女性にどういうセックスが好きか、どういうシチュエーションが好きかということをモニタリングする時にAVは使える。(AVの体験仕方で)男女で非対称性が出てくる。男はAVの中の女性に興奮するが、女性はAV男優に興奮するのではなく女優に同一化する」
【独りよがり】宮台「みなさんAVをそういうふうに使ってほしい。男性は、女性の卑猥な妄想や卑猥な体験をぜひ聞いてほしい」 二村「僕も同じことを本に書いたが、立石くんは?」
【独りよがり】立石「AVやマニュアルというものが、そのまま正解だと思って演算、反復している。正解があらかじめ多すぎる。簡単にいうと洗脳。経験なくやることができてしまう」
【変性意識不全】宮台「ステディな人が相手だと試行錯誤しにくい。旅をして試行錯誤して気づきを得て、ステディに持ち帰ってするのがよい。ステディだとお互いのフレーム(による解釈への予期)がある(ので試行錯誤が頓挫する)」 質問者「旅をしてもダメだったんです」 二村「愛にいきたいのだね」
【変性意識不全】質問者「(二人そろって変性意識に入るためのあらゆる努力をすべきだとの答えに対して)深い信頼関係がないとトランスには入れないと思うので、チャレンジはしてみたい」
【変性意識不全】二村「僕は挿入にこだわらなくてもいいのでは、と思う。男がペニスじゃないところで受け入れる。勃起していないことにとらわれているので、自分の体の中での旅をしてもらいたいと思う」
【変性意識不全】会場質問「女性というものはどうしたら分かることができるのか。セックスすればするほどさっぱり分からない。した後にとても女性がつまらなくなることもあれば、魅力的にも見えることも。女性に対して男は何を求めているのか、わからない」
【変性意識不全】宮台「(質問者は性愛にエモーション系ならぬアッパー系の濃密さを求めているのではないか。)アッパー系の刺激は強くしても慣れてしまう。エモーション系は感情が身体に影響する(ことを用いる)。エモーション系に慣れはない。現象としてはセックスはスローなものになっていく」
【変性意識不全】宮台「男とは女とはと問題設定しないほうがいい。そこにとらわれることはない。変成意識状態(に入ったSEX)だと男女の差異の意識がなくなっていく。相手に生じたことが自分に生じるようになっていく。エモーションの次元で繋がることをしていく」
【変性意識不全】宮台「(性別を意識する場合にも)男とは女とは、ではなく、この男・この女、と個別のもの(にだけ意識を徹底的に集中することでエモーション系の変性意識状態を呼び込める)」
【脱マニュアル】宮台「認識することとコミットすることはちがう。分かったからといってやろうとするかどうか⋯。(また)強くやろうと思っても適切にできるかどうかも分からない。僕らの本を読んで、頭で理解してもあまり意味はない(実際にやってみないと真の動機づけは得られない)」
【脱マニュアル】宮台「たとえば、今日、この大雪の中にこの会場に来る(実際に予約の8割以上の方が来られた)ということはコミットがあるということ(。これはとても良い兆候で、コミットがある方にはどうコミットすべきかを語れる)」
【自発性から内発性へ】宮台「トラブルが起こるとコミットしやすい。たとえばケンカ。トラブル回避するには、腹を割って話すことが必要(になる)。(必要から始めたのに)理解するということの喜びが生じる。そこにはトラブル回避できたという以上の喜びを感じることができる。そうやってステップを踏む」
【自発性から内発性へ】二村「男と女がなぜ付き合うのかと…。セックスや付き合うことになるとケンカは必ず起きる。それはわざとトラブル起こしているんじゃなくて、自分の心の穴を刺激する相手だから。そのトラブルには意味がある。それを体験し学ぶこと」
【自発性から内発性へ】二村「挿入して目を見て、15〜30分ぺろぺろキスしていると変成意識状態になる。それは勃起とか相手をイカせるとかいうこととは関係なくなる。イカせるというのも失礼な話。自分がイカないと不安だから女をイカせてアリバイがほしいだけ」
【自発性から内発性へ】宮台「一緒に散歩、(買い物から始めて)料理を一緒にする。するとシンクロ率があがっていく。こんなにちがうんだということでも、こんなに合うんだということでもいい。セックスの外側にあることについての輪郭をつかまないと、いいセックスは難しい」
【自発性から内発性へ】会場質問「相手の女性に対するリスペクとが強ければ強いほど勃起しなくなるという傾向がある。その原因を知りたい」
【自発性から内発性へ】宮台「(質問者の問題を)僕は克服した。リスペクトした相手と早い段階からセックスだけに集中せず、その外側の輪郭をつかみながらセックスするというクセへをつけておけばいい。それは感情(と結びついたSEX)を生じさせること」
【4回セオリー】宮台「(ステディにする前に)相手の人とは4回セックスしろというのがセオリーなんだけど。3回目以降盛り下がることが起こりやすい。でもそれは事前にはわからない。実際にやってみて兆候をつかむしかない(そして盛り下がる場合は考え直す)」
【美しい女の困難】宮台「美しい女性にはたくさんの男性がよってくる。そのことをその女性も知っている。それはその子にとっていいことではない。キレイじゃない人は関係性ができあがらないとセックスする段階に行きにくい」
【美しい女の困難】宮台「女性がかわいそうだなと思うのはキレイな時。男が浅い関心で「僕にとって君がすべてだ」と言う。美しい女はそういう男の速度についていけず、(セックスしながら)ギャップを感じている。そのギャップが男に跳ね返ってくるので、セックスがよくないと思ってしまう」
【性別ギャップ】会場質問「チャットレディをやったことがある。男のファンタジーを満たして世界を悪くした、みたいな気持ちになった。こちらが会話をしようとすると瞬時に落ちたりする。葛藤をしていた」
【性別ギャップ】二村「途中で切ってしまう男は、本当は寂しくて仕方ないが、そうすることしかできない。僕もAVや本に何かを織り交ぜることでしか生きていけない。あなたも日比葛藤しながらやっていくしかない。気が済めばちがう方にいく」
【性別ギャップ】宮台「性別のセクシャリティの非対称性。多くの人が気づかないが、チャットレディの人は気づいてしまう。男は(射精しに来ているのであって)コミュニケーションしにきているわけではない。男(の多く)はこういうセクシャリティなんだ(=コミュニケーションあっての射精じゃないこと)と理解していくと何か開けるのでは」
【物格化】宮台「数年前に母をガンで亡くした。闘病生活の中で(母と関わることで)母への恨みを手放せた。同時に女性への支配(への欲望)も手放せるようになって、(女性との)関わり方が変わってきた」
【物格化】宮台「子育てでは(親の)心の内側が伝染する。そういった次元でも親への恨みが生じる。(心の内側の話だから)親がどんなに頑張っても難しい(そのことを今の僕は真剣に考えている最中だ)。今日はこみなさん来てくださって、ありがとうございました」
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