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マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。

投稿者:miyadai
投稿日時:2009-12-23 - 00:10:28
カテゴリー:イベントなどの告知 - トラックバック(1)
マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。
http://www.videonews.com

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■マル激トーク・オン・ディマンド 第454回(2009年12月19日)
2009年総集編
2009-2010・政権交代の次に来るもの
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<プレビュー>
http://www.videonews.com/asx/marugeki_backnumber_pre/marugeki_454_pre.asx

 恒例の年末マル激ライブ。今年も東京・新宿のライブハウス『ロフト・プラスワン』で、2009年のマル激的総括と来年の展望を神保哲生、宮台真司の2人が議論した。
 09年はなんと言っても憲政史上初といっても過言ではない本格的政権交代の年となったが、それほど大きな変化が感じられないでいる人も多いはずだ。それはなぜか。
 政権は代わったが、それを支える制度も変わっていないし、ましてやそれを支える市民社会のマインドも変わっていないのだから、社会が変わらないのは当たり前だ。
 しかし、大きな変革の兆しはいたるところに見える。事業仕分けは来年度以降の予算編成で大きな威力を発揮する可能性を秘めている。
 また、むしろ鳩山政権が批判される対象となっている普天間移設問題をめぐるドタバタも、見方によってはアメリカを怒らせることを厭わない政権が戦後初めて日本にできたと見ることもできる。
 とは言え、政権に就くやいなや民主党の弱点が浮き彫りになったこともまちがいない。
 サブ(サブスタンス:政策の中身)には熱心だがロジ(ロジスティクス:方法論や手順)に弱い民主党の松下政経塾的な体質は、野心的なマニフェストとは裏腹に、それを実現するための具体論に欠けているものが多いことが次々と露わになった。
 また、首相の故人献金問題やその煽りを受けたとみられる記者会見の開放の遅れなど、鳩山政権が抱える懸案は決して少なくない。
 2009年はまた、日本の司法の劣化が大きくクローズアップされた1年でもあった。和歌山カレー事件の最高裁判決や小沢政治献金事件、福島県知事汚職事件、足利事件の再審決定など、不審な点が多い判決や司法の機能不全ぶりが次々と明るみに出た一方で、市民が裁判に参加する裁判員制度がスタートした。
 この先、日本の司法の長年の課題である取り調べの可視化を実現できるかどうかは、民主党政権の本物度を測る重要なバロメーターになると見ていいだろう。
 マル激ライブはいつも通り予定時間を大幅にオーバーして、終演した。


<関連番組>

■COP15現地リポート
http://www.videonews.com/cop15/

■気候変動関連番組
http://www.videonews.com/cop15_2/

■マル激トーク・オン・ディマンド 第452回(2009年12月05日)
「事業仕分け」から見えてきたこと
ゲスト:枝野幸男氏(衆議院議員)
http://www.videonews.com/on-demand/451460/001298.php

■マル激トーク・オン・ディマンド 第420回(2009年04月25日)
和歌山カレー事件はまだ終わっていない
ゲスト:安田好弘氏(弁護士・林真須美被告主任弁護人)
http://www.videonews.com/on-demand/0411/000972.php

■マル激トーク・オン・ディマンド 第416回(2009年03月26日)
検察は説明責任を果たしているか
ゲスト:郷原信郎氏(桐蔭横浜大学法科大学院教授)
http://www.videonews.com/on-demand/0411/000931.php